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2001年05月30日

すごいですね、イチローのがんばり・・・。

すごいですね、イチローのがんばり・・・なんどもテレビ画面にうつしだされるフェンス際のファインプレー。

29日に発表されたオールスター戦ファン投票の外野手部門でなんとイチローが第2位にランクされているそうです。

いつだったか、NHKの番組で、イチローの活躍を取材している女性記者へのインタビューをやっていました。

彼女は、なぜ、イチローが、大リーグでいきいきとプレーできるのかイチロー自身が語っていたという話を紹介していたんです。

なるほど、と思ったのは、大リーグの試合に使われる球場が選手本位に整備されているという話。

たとえば、イチローが好捕を見せたフェンスには一面、クッションが張られていて、いきおいあまってぶつかっても脳しんとうをおこすことのないようになっているとか・・・。

球場一面に天然芝が敷きつめられていて、思いきったスライディングプレーをしてもけがをしにくいようにしてあるとか・・・。

いま、テレビでも大リーグの試合の中継、録画放映が多くなっています。

私も、日本のプロ野球の報道よりも、そっちの方がおもしろいと思います。とは言っても、私は野球、ほとんどくわしくないですけどね・・・。

でも、プロ野球も選手本位の球場整備に本腰を入れてとりくむときではないでしょうか。

2001年09月29日

NINA SIMONE

ジャズ・ボーカルに興味をもって、いろいろとCDをさがしていて、たまたま買ったこの人のアルバムが大当たりだったというわけです。いまから、そう、5年前かな……

もう、ほんとに力のある歌手だなあと思うし、なにより雰囲気がいいですよね。
彼女のアルバム、“NINA SIMONE/THE ESSENTIAL”のなかの、“I THINK IT’S GOING TO RAIN TODAY”という曲にまいってしまいました。彼女の人生の深さみたいなものが、ぐっと感じられて、泣けます。この曲は彼女自身の弾き語りだそうです。やはりこの人もピアニストからヴォーカリストへ。

NAT KING COLE

はじめてこの人の名を意識したのは、10数年前、黒柳徹子さん司会のNHKの番組がきっかけ。

この人の娘さん、ナタリー・コールの特集をやっていて、例の曲、“アンフォゲッタブル”をいまは亡き父と、デュエットするというプログラムで、たいへん感動してしまった。

そういうわけで、ナット・キング・コールの名を知ったわけだけれど、実は、ふるさとの家にレコードがあったことを思い出したわけ。父親が買っていたんだよね、ナット・キング・コールのアルバムを。それに気づいたのは、CDを買って、そのアルバムに収録されている曲名を見ていたとき。どこかでみたような曲名があって、思い至ったわけです。

この人の歌はどれも耳に心地よい。なにより、非常にはっきりと発音されていて、単語が聞き取れるくらい、きれいな発声、調音なんですね。それと、押しつけがましくない、甘い、ムーディーな声。丁寧な歌い方に好感がもてます。

アメリカでたいへん人気を博した方だそうで、もともとは、ジャズ・ピアニストだったんだそうですね。歌をうたったら、そっちの方の人気があがっちゃって、歌手の方が本業になってしまったということでしょうか。

この人の歌の中で、とても印象深い曲が、“NATURE BOY”……ピアノでかなでられる曲調のものがなしさとか、すごく不思議なかんじの詩の内容とかが、彼の声とあいまって、いい……

2001年10月10日

佐藤賢一

『王妃の離婚』で第121回直木賞を受賞した人で、作品を読まれた方は多いと思います。

新聞の記事で見知っていたほどだったのですが、むしょうに本を読みたくなったとき、たまたま、市内の本屋で、その『王妃の離婚』が目にとまり、購入しました。読み始めると、とまらなくなって、その日のうちに読み終えました。それ以来、この人の作品が待ち遠しく、買った順に、『傭兵ピエール』『双頭の鷲』『ジャガーになった男』『赤目』『カエサルを撃て』『カルチェ・ラタン』と、とにかく読み漁りました。もう最新刊が発売されて久しいのですが、上中下3巻本なので、お金に余裕ができたらと思っています。

私にとってのこの人の作品の魅力は、まず一番に、登場人物の人間臭さと、ひたすら生き抜こうとする生への貪欲さです。そして、それをリアルに感じさせるのが、フランス中世の社会の描写の生々しさ。私は、ヨーロッパ中世というと、いわゆる“暗黒の時代”という呼び名しか思い浮かばず、あまり面白い時代とは感じていなかったのですが、それは、無知による、とんでもない誤解だったということを、この人の作品で思い知りました。やはり、その時代、そこに生き、生活を営み、悩み苦しんでいた人々が、たしかにいたのだ、ということを感じさせますし、当時の緊迫した政治情勢など、これまで、学校の授業で、単語としてしか頭になかった事件が、人間ドラマとして迫ってきます。街の雑踏、その人いきれまで感じさせるような、パリの描写。合戦のようすなどは、当時の肉弾戦のすさまじさを、血のにおいがただよってくるような生々しさで感じさせますし、当時の軍隊の発達度合や戦争戦略がとても説得力をもって描写されています。

この人はとことんフランスという土地にこだわりをもって、作品も、はては『ガリア戦記』の時代までさかのぼって、この土地に生きてきた様々な人びとを描いています。これからも、作品の待ち遠しい、とても期待できる人です。

2002年08月16日

野坂昭如

はっきり言わせてもらいますと、いわゆる「変人」というか、そういうふうにこの人のことを見ていました。それが大変換したのが、例の「火垂るの墓」というアニメーションの原作者という肩書きでした。

あのアニメ、「となりのトトロ」との同時上映だったのにもかかわらず、私は、時間の都合で、「火垂るの墓」しか見られなかった……。後輩から、くれぐれも、と注意されていたんです。絶対に、火垂るの墓を最後に見ちゃダメだと。それなのに、そうなってしまって……。
そのとき、一緒に見ていた人と、近くの喫茶店に入りました。言葉がでない。口を開こうとすると、嗚咽しそうで……。
「ボク、ダメなんだよね、ああいうの」
というのが精一杯で、もう涙なみだでありました。

原作を読んだのは、そのしばらく後でした。アニメーションの構成と、ストーリーは同じなのですが、情感がちがうのですね。原作は、少々、“ユニーク”というか、皮肉が混じったもので、それで癒されるというか、クッションがあって、意外に冷静に読めたのですが、アニメの方は、あまりに切なすぎて、もちろん、とてつもなくリアルで、すばらしい作品であるにはちがいないけれど、もう二度と観る勇気がない、そんな作品でした。

その彼の原作を読みたくなった、二度目の契機が、今年のNHK・FMのラジオドラマでした。
彼の書いた戦争童話のなかから、「干からびた象と象使いの話」というのと、「凧になったお母さん」という2編をラジオドラマ化したものでした。
そのラジオドラマを契機に、原作本を購入して、読みましたが、プロデューサーの手腕でしょうか。ずいぶん、ニュアンスがちがいます。原作本にある、ある種の皮肉は、まったく削りおとされて、野坂昭如氏の、原体験の、あるいは、聞き取りの、リアルさが迫ってくる、いい番組でした。
ラジオドラマを聞きながら、少々酔っていたせいもあるでしょうが、とめどなく涙をながしながら、聞き込んでいました。原作も、そのドラマにおとらず、その時代の切なさと、残酷さと、理不尽さを、ものの見事に感じさせてくれるものでした。

それで、きょう、本屋にいって、購入しました。『戦争童話集』(中央文庫)。安いです。消費税込みで、450円です。ぜひ買って読んでみる価値のある作品です。って、宣伝マンじゃないですけど、そう思いました。
普通の人びとがまきこまれたのだと……ほんのささやかな幸せを望んでいた人びとが、これ以上のない地獄を味わったのだと……。そういうことを、ほんとうにつくづく実感できる作品群です。

いま、また、「有事立法」なるものが、国会に提出され、今度の国会でも、提出されそうだとのこと。
あの憲法九条にこめられた、幾千万の人びとの無念は、どこで生かされるのか。
いま生きて、議会制民主主義という建前のなかで生活している私たちが、それを受けとめて、生かす以外に、彼らの鎮魂とはならないんだと、ほんとうに、つくづく感じた戦後57年目の夏でした。

2002年12月20日

日本歌曲に魅せられて

ずいぶんひさしぶりだけれど、米良美一さんの歌う日本歌曲をCDで聴いた。
「そうそう、こういういい歌があったよな」
そう思ったのも、もう2年前になるだろうか。このCDで昔むかしに聴いた覚えのある歌を思い出したのも。
どっちかというと、私は古い人間だと思う。
とっくに30代も半ばをすぎて今更なのだが、当時同年代の子がとびついていた曲とはふた昔くらいさかのぼった時代の曲に、妙に共感している。
そうかといって、当時、つまり今から数十年前、私が青春期を過ごしていた時代、1975年から1980年代にかけての曲も、なつかしく聴いているのだが。
たとえば、私が感動したのは、ジャーニーズのオープン・アームズ。
当時のFM局でよく流れていた記憶がある。当時録音したテープを今も保管してる。
でも、それより以前に聴いた、米良さんが歌った歌曲の心地よさ。
そういえば、学校の音楽の教科書にも掲載されていなかったなあ。

2003年06月14日

MARIO FRANGOULIS

1年前、SonyMusicのサイトからたまたま出会った彼のサイト
サイトを開いたとたんに流れてきた曲に聞きほれてしまった。サイトのなかでは、彼自身がもっとも気に入っている曲、“Vincero, Perdero”を野外ステージで歌う彼と彼の歌声が動画ストリーミングで堪能できる。なんど観ても感動してしまう。

歌詞の意味はわからなかったけれど、哀感を帯びながら、朗々と謳いあげる、彼のストレートな声にとても好感をもった。なにしろ顔がいいもんだから、女性にたいへん人気があるらしいが、実力も相当なものだ。サイトの英語の案内によれば、この“Vincero, Perdero”という曲の歌詞、“I will win, I will lose”という意味らしい。彼自身がたどってきた人生と、成功までの道のりを、重ね合わせながら謳いあげているのだろうか。
サイトのなかで、英語ではあるけれども、彼の現在の活動状況から、キャリア、それに歌声の試聴までできる。とにかくサイトに入ってみて、堪能することをお勧めします。

2004年02月24日

岡本知高くんのCD

先週、いつも昼定食でお世話になっている食堂の奥さんと映画の話になった。

奥さんがこんなふうに言っていた。

「期待して見に行った映画より、何の気なしに入った映画館で観た映画の方に感動することが多いのよねえ」

岡本知高さんのCDを聴いていて、その奥さんの言葉を思い出した。成人男性でありながら、ソプラノの音域までの声を出すことのできる逸材だという、専らの評判で、男性音域の重厚さとソプラノの透き通った声とを同時に聴くことができることのすばらしさを期待していたのだ。

購入したCDは“Sopranista”。

黒田恭一という人が、CD添付の評論のなかで

「その声の珍しさに驚くことにとどまっていて、歌い手としての素晴らしさに気づかないでいる人が多い」

「表現力豊かな声」

と絶賛している。

私は、映画「Diva」で、歌劇「ワリー」のなかのアリア「さよなら、ふるさとの家よ」を聴いて、その素晴らしさにうっとりとしたものだ。歌っていたのは、Wilhelmenia Wiggins Fernandez。しばらくして、サウンドトラックCDを見つけて、迷わず購入した。

その同じ歌が、岡本知高さんの「ソプラニスタ」のなかにも挿入されているが、期待していただけに、聞き比べると、彼の声の荒さがはっきりと聞き取れてしまう。

男性でありながら、高音域で歌うことのできる歌手といえば、かのアニメ映画「もののけ姫」で一躍注目をあびた米良美一さんが日本人では有名だ。彼のCDアルバムも購入しているが、音域では岡本さんの方が高音域を出せているけれど、表現力や声の深さは、米良美一さんの方が優れている。

ソプラノの音域で歌われるアリアも、「ワリー」しかり、「ジャンニ・スキッキ」しかり。どちらの有名なアリア(「ジャンニ・スキッキ」は「私のお父さん」)も本物のソプラノ歌手の表現力には勝っているとは思わない。むしろ声の浅さが耳についてしまう。ただ高い声を張り上げているだけとしか聴こえない。

せっかくの贈り物である声を、もっと生かす訓練と知的修養が必要なのではないかと思う。

絶賛されるのは早すぎた。

2004年03月19日

NORAH JONES

彼女のサイトを「お気に入り」メニューに加えたのがことし2004年1月17日(ファイルの作成日を確認したら、こんなに前だったかと思った)。

久しぶりにのぞいたら、かなりイメージチェンジしてた彼女のサイト。彼女の雰囲気がわかるというものだ。

だいたい、彼女の歌声を知ったのは、RealPlayerサイトからのメールニュースでだったから、もうその時には相当売れ筋だったはず。彼女の声はハスキーなのに甘さもある。堅苦しすぎないし、くだけすぎてもいない。ハートウォーミングなんだなあ。けれど感傷的でもない。けっこうまだ年齢は若そうなのに、よくこれだけの雰囲気がだせるものだと思う。ジャズナンバーもカントリーミュージックっぽい曲も歌っているようだ。

英語で説明されているから、経歴とかコンセプトとか、ほとんど分からないし、歌詞の意味もよく分からないまま聞いているのだが、雰囲気にだけ酔っている。とてもいいかんじだ。

2004年04月09日

LIM HYUNG JOO

イム・ヒョンジュ(漢字ではどの字を当てるのだろう)。すでに出身地の韓国で大ブレイクしているそうだ。リリック・テノールと呼ばれるその繊細な歌声はとても耳に心地よい。

たまたまネット・サーフィン中に出会った彼の歌声にしばしうっとりと聞きほれてしまった。日本でもすでにアルバム「サリー・ガーデン」が発売されていて、発売元のソニー・ミュージックのサイトで試聴した。

2004年04月12日

大島弓子

大島さん、かなり前から好きでした。

おおよそ二昔くらい前からです。それなのに、告白がこんなに遅くなってしまってごめんなさい。好きな作品が多すぎるのと、直接告白する場がなくて、気持ちを持て余していたんです。
最近、自分の気持ちがギリギリまで追い詰められてしまって、そういうときに、おおよそ二昔前から買いためているあなたの作品群を読み返して、どうにも笑いを止められなかったり、涙を抑え切れなかったりするたびに、あなたの作品に救われてきました。
『綿の国星』も好きだし、猫のサバのシリーズも好きだけど、白泉社文庫の作品集『つるばらつるばら』が一等気に入ってます。泣いちゃうし、笑っちゃいます。
いま裏をみたら、1999年12月20日初版と書いてありました。古本屋で買ったんじゃありませんよ。ちゃんと、当時暮らしていた地方都市の本屋さんで、新品のパリパリのやつを買ったんですよ。あれからもうずいぶん経っちゃったんですね。
って、ほんとは、作品自体を読んだのは、角川出版社が発行していた「ASUKA」っていう月刊漫画雑誌を愛読していたころだったので、それから数えると、ずいぶんですね。まだソ連がありましたもんね。
これからも、あなたの作品群は、私の癒しとなり、支えとなるでありましょう。今後ともよろしくおねがいします。
なんで「アニメ・漫画」のコーナーで告白しなかったかというと、一つ一つの作品というよりも、あなたの作品群すべてが、私が拒否できないものばかりだったからです。とりあえず、言い訳させておいてください。

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