さいきん、ウェブログのなかでも、例の閣僚の「自己責任」発言に同調する意見が書き込まれているのを発見。
これまで私は、TVや新聞などのメディアにくらべたら、インターネット上の世論というのは、まだ少しは健全だと思っていたが、誤りだった。やっぱり、TVや新聞の影響を多分に受けているんだと痛感した。当たり前といえば当たり前かもしれない。だれしも、まったく影響を受けないわけはないから。
それでも、不気味さを感じる。自衛隊という軍隊がイラクに派遣されたことへの反対意見や「おかしい」という批判的意見そのものの排除、派兵行為の問題の「ぼやかし」がはじまっていて、このまま「憲法改定」の流れを加速させるように感じる。単純な比較はできないけれど、あたかも「ワイマール憲法」下でナチスが登場し、国家権力の独占を果たしたように。
徴兵制のない国というのは、サミット参加国のなかでは日本だけらしい。徴兵制のある国と比べたら、このことがどれほど精神的に余裕を与えていることか。深刻な問題を抱えている社会だけれど、徴兵制を許していない日本社会はたいしたものだと思うのだ。
ネット上の「人質」バッシング傾向に、何らかの政治的意図のある作為を感じないでもないのだ。
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