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2003年04月 アーカイブ

2003年04月05日

地上波放送から解放されて……

地上波テレビ放送を見なくなって約1週間になる。ときどき、FMラジオを聴く。テレビをまったく観なくなったわけではなくて、CS放送のSKYパーフェクTVのチャンネル番組を楽しんでいる。ほとんどアニメと映画だけど。

この2日は、チャンネルNECOの「プロジェクトDX 探検者たち」という特集をとくに楽しみにしている。1950年代に作成された教育文化映画で、とくに意図があるのかどうかはわからないが、このドキュメンタリー映画の舞台となっているのが、戦火に見舞われている、アフガニスタンとイラクなのだ。チャンネルNECOも、味なことをしてくれる。

2003年04月07日

つばめ

冷たい雪とみぞれで凍えたおとといとはうって変わって、きのうからのあたたかさが、まだ午前中は、それでも寒さが少し感じられていたのが、午後には、暑いくらいになった。

桜は、寒さがもどったせいか、まだ豪勢に咲いていて、春まっさかりの様相だと思っていたら、帰りぎわ、ふと空をするどく低く飛ぶ鳥が目に入った。つばめだ。

つばめは初夏の鳥と思い込んでいたから、4月の上旬に、すでに甲府盆地に飛来していたかとおどろいた。巣作りをはじめているようだ。夕方のすずしくなった空気のなかを飛ぶ羽虫などをねらってか、しきりに路地の上の空間を行き来している。

つばめを見上げたその空が、いま、猛襲をうけているバグダッドの上空にもつながっているのだ。

まわりはいま、いっせい地方選挙前半戦の真っ只中で、候補者カーのアナウンスがときおり騒がしいが、日本の空は静かだ。

2003年04月10日

フセイン政権は「自壊」したのか?

山梨県内の地方新聞であり、地域独占紙である「山梨日日新聞」の今朝の1面は、やはりバグダッド陥落のニュースだ。
共同通信の配信による写真が大きくトップをかざっている。

バグダッド市内を移動中に、街頭のフセイン大統領の肖像画を破って掲げる米陸軍第三歩兵師団の兵士(9日、共同)
と写真の説明書きにある。

解説記事は、9日の共同通信配信をもとに書かれているらしいが、「独裁体制のもろさ露呈」という見出しで、最初の段落につぎのように語っている。

圧倒的な戦力を持つ米英軍が包囲する中、イラクのフセイン政権の“牙城”バグダッドが9日、陥落した。市内や郊外で住民の離反が相次いだことで、フセイン大統領は「支配者」としての権威と統制力を完全に失った。
フセイン大統領が呼び掛けた市民による首都防衛の「聖戦」もなく、独裁体制のもろさを露呈した。日に日に増す米軍の軍事的圧力に耐えきれず、政権が自壊したともいえる
この文章に、明らかなパラドックスがある。米英軍の展開を「圧倒的な戦力」と評価し、米軍のイラク領域内への侵略を「日に日に増す米軍の軍事的圧力」と言っているのに、「政権が自壊」という。

国家的暴力でもって、クラスター爆弾などの大量殺戮兵器を多量に使用し、病院もホテルも見境なく砲撃する“圧倒的軍事力”をもって、これまで通常兵器を最小限度にまで削減させてきた主権国家にたいする恐喝をおこなってきたのは、どの国の軍隊だったか。

よくも「自壊」などといえたものだ。

私はもうテレビ局にも新聞社にも、なんら期待しない。「山日」新聞も、つきあいでときどき3カ月ほど購読してきたが、もう二度と購読することはないだろう。

2003年04月15日

けっして、この非道を許さない

とおい昔、やはり日本も“天皇は神さま”という、軍事的独裁体制にあったという。

それが連合軍にやぶれたとき、要領のいい大人たちは、占領軍司令官マッカーサー氏との対話・対面のなかで、自らの地位の正当性を訴え、保身をはかったという。

そのなかで生き残った、戦争犯罪者の末裔が、いまも、わが国の政界で、二世三世として幅をきかせているという。

いま、フセイン政権を、圧倒的な軍事力によって「制圧」したやからが、「われこそは正義なるぞ」と言って、“戦後復興”なるものを提唱している。

みずからの意思で、みずからの国柄を選択する権利は、その国の国民がもっている。このことは、あの多大な犠牲をこうむった第1次、第2次におよぶ、世界大戦の惨禍のなかから、「ヒト」という種族が到達した「叡智」であったはずだ。

それをふみにじるものが、ただ現在のところ、いかに、大きな軍事力をもち経済力をもっていようとも、それはただ一過性のこと。人間があゆんできた数万年におよぶ長いあゆみのなかでは、わずかな期間の逆流でしかない。たとえ「人間」が、特定の、恣意的な目的を持たずに、今日まで進化しつづけたにしろ、なにより、「生き抜く」ために、これ以上の「共食い」を、人間社会全体が、放置しておくわけにはいかないのだ。

今回の、あきらかな、米英軍による「侵略戦争」の経過のなかで、報道されなかった数々の残虐非道の実態が、刻々とあきらかになるだろう。いったい、この数週間に、「独裁体制転覆! 民主主義擁護!」という旗印のもとで、いかなる所業が行われたかが、必ず、全世界の人びとの眼前に、明らかになるだろう。これらの所業に加担した人びとを、わたしは「戦争犯罪人」と呼ぼう。イラクの、罪なき子どもたち、女性、老人、逃げたくとも逃げることのできなかった人びとや、殺されるべきでは、決してなかった人びとの、痛恨の叫びを叫び続けなければならない。

それは、アメリカ政府の、狂信的キリスト教原理主義者ともいうべき、ブッシュ大統領の政策に、なんの躊躇もなく、支持を表明し、加担してしまった、わが国政府与党――自民党・公明党・保守党のヤツらを、与党としているはずかしさ故だ。こんなヤツらを与党とする政府を樹立するだけの、国会議員をかかえている、日本国民の恥辱としてだ。

2003年04月19日

花水木“満開”

そもそも初夏の景色と思っていたから、気づいたときには驚いた。花水木が、この2、3日の間にいっせいに苞葉を開いて、白やピンクの色彩を街路にくわえている。

桜がもう葉桜になって、緑が濃くなってきていたので、とくに目立つようになった。

それにしても、この4、5日の陽気は異常なほどで、5月下旬だとか中旬だとかと、騒がれていたっけ。

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