たしか22日の夜が“中秋の名月”といわれる月の美しい晩だったそうで。
21日の夜の月があまりに冴えて美しかったので、てっきりその日がそうかなと思っていたのですが。
9月はいろいろなことがテレビの画面から流れ出てきて、まったくうんざりぐったりしてしまいました。
9月11日――昨年の凄まじい映像を見てからもう1年たったんですね。そしてその後の、なんともおぞましい報復の連鎖。いまアフガンでは副大統領も殺され、新政権の維持も危うい状況のようです。いずれにしろ、子どもたちは、まだ安心して暮らせてはいません。
けさもイラク攻撃準備をすすめるアメリカ政府の“断固たる姿勢”が報じられていましたね。
それに、拉致問題――あまりにも生きている人が少なすぎた。なんで死ななければならなかったのか。待ちわびていた家族は、たぶん、韓国の生き別れになった家族が北朝鮮の家族と再会するシーンなんかと同じようなシーンを、思い浮かべて、期待していたんだと思うんです。あまりにも残酷な結果で、落胆ぶりは想像するにあまりあります。
それにしても、報道が拉致事件に巻き込まれた家族の気持ちにのっかって、国交正常化交渉全体の意義や前進面など、その全容を伝えることを軽視していたのには、がっかりしました。まるで、オウム事件のときみたい。渦中でがんばってきて、流れをつくってきた人たちが一方でいて、メドがつくと、とたんに、いままで無関心か真剣に解決しようという姿勢でのぞんでこなかったマスコミや団体が、こぞってオウムたたきに熱狂しました。それによく似ています。
イラク攻撃を表明するアメリカ政府の行動をめぐる報道もそう。さすがにヨーロッパ諸国、アラブ諸国からは、かなり手厳しい、アメリカへの批判がされているようで、報道のなかにも表われてきましたが、この間のドイツの選挙報道のNHKの現地記者の〆の一言――アメリカとの関係正常化が今後の課題になりそうです――だって。バッカヤロー! ひどいもんです。勝利したシュレイダー氏はイラク攻撃に批判的な主張をしているんですよね。
児童労働にかんする本の紹介があって、買って読みました。すでに2年前に初版本が出されていたものです。『資本論を読む』のコーナーで紹介していますけど。その本にも紹介されていた、ラクダレースを題材にした番組が、先日、NHKで放映されました。けっこういつも良質の題材で、楽しみにしている番組だったんですが。ラクダレースの騎手になるのは、たいへん幼い子どもたちなのです。たしか10歳前後だと思います。身体が小さくて軽いからなのでしょうか。実態が知りたくて、NHKに問い合わせているところです。
東京電力、中部電力など、ほぼ全国で、原子力発電のトラブルかくしが明るみにでました。
なんか、夏すぎていっきょにいろんなところから膿がでてきたってかんじ。
そんなこんなで、いろいろなことが頭のなかをめぐりめぐって、ぐったりするような日々でありました。
ああ、そんな日々のなかで、唯一のなぐさめになっていたのは、4カ月前にしこんだ梅酒がバッチリ大成功で、オンザロックで楽しめたことだ。2升仕込んだんだけど。1升は氷砂糖をちょっと入れすぎたのか甘すぎ。もうそろそろ飲み終わるので、もう一方の少なめで挑戦したほうを楽しみにしてます。でも、香りもいいし、すっきりさわやかに酔えていいですね、ふつうの焼酎よりも。
大家さんに1升あずけてたんですね。置く場所に困って。そしたら――来年は、もっと大振りのいい梅があるから、ウチのを分けてあげるよ――なんて、ありがたいお話をいただきました。来年の梅の季節が楽しみだ。